ごみの始末はキャンプの大事なプロセス
キャンプが終了して、ごみの始末を考える時に、まず目に入ってくるのが生ごみではないでしょうか。生ごみはすぐに臭いを発しますし、汁が出やすいので、車の中で袋に穴があいて大惨事になることもあります。
生ごみ処分のポイントは、燃やせるものは燃やしてしまうです。キャンプにつきものなのが、焚火や焼き肉になります。その際に燃やせる生ごみを有効活用すれば、帰る時は荷物がすっきりとします。
それでも残ってしまった場合は、キャンプ場に捨てられる施設があるなら捨ててください。また、持ち帰りが義務付けられているなら、袋を二重にして持ち帰りましょう。
近頃はエコの観点からゴミ袋が薄くつくられているので、重量のある生ごみを袋一枚で持ち帰ると袋が破れてしまう可能性があります。
キャンプではさまざまなごみが発生しますが、幅広いごみに対応できるのがリサイクルボックスです。最近はさまざまなところにリサイクルボックスが設置されているので、スマホで検索して、キャンプ場の近くに設置されていないかを確認してみましょう。リサイクルボックスで捨てられるゴミは多様で、食材を入れてきたダンボール、食器を包んできた新聞紙などを捨てられます。
また、使い捨てのコンロを使った場合は鉄製の部分を捨てることも可能です。もう捨てようと思っていたフライパンなどをキャンプに利用して、そのままリサイクルボックスに捨ててくるといった選択肢もあるでしょう。
キャンプでごみの始末を楽にするためにいは、あらかじめ分別しておくことが重要です。そもそもキャンプ場によっては、分別しなければ捨てられない決まりを設けているところもあります。
また、自宅に持ち帰るとしても、結局分別することになるので、みんなでルールを決めて分別しておくとよいでしょう。特に最後まで残りやすい、プラスチック系の容器やペットボトルについてはしっかりと分別しておくと楽です。自宅についてから、それぞれ指定のごみ箱に入れるだけの状態にしておきましょう。